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『今更聞けない!』ナノイーとプラズマクラスターの違いとは

私たちの周りには花粉、ほこり、ダニの死骸、カビの胞子、PM2.5などさまざまなものが舞っています。アレルギーや臭いの原因になったりとあなたの快適な生活に悪影響をもたらしてしまいます。


そんなときに大活躍するのが空気清浄機ですが、プラズマクラスターやナノイーといった各社独自の機能が色々あってどれが自分の現状にあっているのか迷ってしまいませんか?

また迷った末に何でもよくなってとりあえず有名どころを買ってしまったなんてことありませんか?しかし手遅れではありません。家電は毎年新シリーズが出ますし、とりあえず買ってしまったものも下取りという手段があります。


私も空気清浄機と除湿器を検討する際、とても大変でした。その時の自分は数万円の出費もかなり痛かったので、各社の技術・機能を徹底的に調べ購入しました。そのおかげか買い替えることはなく5~6年使い続けています。

(逆に調べすぎて最新機能にすごく惹かれてしまうのが難点ですが…)


あなたにはこんな労力と時間を費やしてほしくないです。私の労力と時間がお役に立てればいいなと思います。


ということで今回はプラズマクラスター、ナノイーなど各社の空気清浄技術の違いを分かりやすく解説していきます。


この記事の内容をかんたんにまとめます。

〇原理と種類を知る
→わかりやすさを追求して解説します

〇各技術の違い・比較
→原理を知った上で読むと理解しやすいです

〇空気清浄の対象物質
→意外な汚れも対象かもしれませんよ

では早速見ていきましょう!

空気清浄技術の種類と原理

各社空調機の技術はどれも同じようで環境によっては性能が全く異なります。分かりやすく解説していますので原理を知って自分の現状に当てはまるのかを考えてもらえればいいなと思います。


プラズマクラスター

CM等でも有名ですが、プラズマクラスターはシャープ独自の技術です。


シャープ製空気清浄機は以下の記事で紹介しています。
シャープのおすすめ空気清浄機はコチラ


原理

空気清浄機からプラスイオン(H)とマイナスイオン(O2)を放出します。

その後浮遊物表面のタンパク質と両イオンが反応しOHラジカル(遊離基)を形成します。ラジカルは安定性が低いため反応性が強く、すぐに他の原子や分子と反応し安定しようとします。

つまり浮遊物の水素(H)を引き寄せ水分子(H2O)となり空気中に拡散します。


一方の浮遊物も末端が安定した状態となり、各作用が作用が抑制されるのです。


種類

[プラズマクラスター7000]
イオン濃度が7000個/cm3です。この値は一般的な空気清浄の効果が期待できる数値です。


[プラズマクラスター25000]

イオン濃度が25000個/cm3です。プラズマクラスター7000と比べ浮遊物だけでなく各所に付着した菌類を除菌、アレルゲン等の作用を抑制します。


[プラズマクラスターNEXT]

イオン濃度が50000個/cm3です。プラズマクラスター25000よりさらに高性能となっており、付着臭い菌の除菌やペットに付着した菌の作用を抑制など幅が広がっています。


参考:SHARPホームページ プラズマクラスターの効果
https://jp.sharp/kuusei/plasmacluster/



ナノイー

こちらもCM等で広く知られていますがナノイーはパナソニックの独自技術です。

パナソニック製空気清浄機は以下の記事で紹介しています。
パナソニックのおすすめ空気清浄機はコチラ


原理

ラジカルと浮遊物が反応することで作用を抑制するのはプラズマクラスターと同様です。


プラズマクラスターと異なる点は空気清浄機から放出される形です。


多数のOHラジカル、水分子を一つの大きな粒子として放出します。
大きな粒子といってもナノサイズの粒子です。

このような形状をとることでイオンの反応性を維持し空気中の狙った物質と反応させることができます。


もう少し詳しく紹介しますと、空気中には酸素や窒素なども浮遊しておりイオンはそれらとも反応してしまいます。しかし水分子と一緒に浮遊させることで酸素や窒素は水には簡単に解けませんので、イオンとは反応しないで、狙った浮遊物のもとまで届くというわけです。


プラズマクラスターのイオン放出方式にも長所がありますので、後ほど他の技術と比較しながら紹介していきます。

種類

[ナノイーとナノイーX]
イオンを作る放電という工程に違いがあります。この放電方式の違いにより生成されるイオン(OHラジカル)の数が変わってきます。


ナノイーは4800億個/秒であるのに対してナノイーXは4兆8000億個/秒と10倍に増えています。


それだけナノイーXの効果量は高いといえるでしょう。部屋が広ければより効果を発揮できそうですね。




参考:Panasonic 「ナノイーX」のスゴイ-理由
ナノイーX 何がイイ? | ナノイー・ナノイーX | Panasonic



アクティブプラズマイオン

知っている方は少ないかもしれません。これはダイキンの技術です。


ダイキンの家庭用空気清浄機は以下の記事で詳しく紹介しています。
ダイキンのおすすめ空気清浄機はコチラ


原理

プラズマクラスターとほとんど同じです。プラス、マイナスイオンを放出し各粒子と反応させ作用を抑制します。


違いはイオン濃度です。


各ホームページでは25000個/cm3(ダイキン)、7000個/cm3(シャープ、プラズマクラスター7000)と表記されダイキンのイオン濃度が高いように思えます。

しかし両社で計測方法が異なり両者をダイキンの計測方法で計測すると、アクティブプラズマイオンが25000個/cm3でプラズマクラスター7000が100000個/cm3となるそうで約4倍の差があるのが分かります。


一見ダイキンの方が劣っているように感じますが、この後紹介する「光速ストリーマ」と併用することで空気清浄技術が唯一無二のものになっています。



参考:ダイキンホームページ 空気清浄機(大型家電量販店取扱商品)
ページ中部「ダイキンはダブル方式」より
https://www.daikinaircon.com/ca/



光速ストリーマ

こちらはダイキンの独自技術です。
ダイキンのおすすめ空気清浄機はコチラ


原理

プラズマクラスター、ナノイーとは異なりイオンと物質の反応が空気清浄機内で行われます。


ストリーマと呼ばれる電子放出機が高速で電子を放出し、清浄機内の酸素や窒素に衝突および合体することで分解素を形成します。その分解素が吸い込んだ物質と反応し物質の作用を抑制します。



参考:DAIKIN ホームページ ダイキンストリーマ製品ラインアップ
ダイキンストリーマ製品ラインアップ | ダイキン工業株式会社
(daikinaircon.com)



「HEPASilent」テクノロジー

空気洗浄機メーカーといえばブルーエアー、よく耳にすると思います。

「HEPASilent」テクノロジーはブルーエアー独自の技術となっています。


原理

大きく分けて2段階に分かれます。


まず1段階目は吸い込んだ物質をマイナスに帯電させます。

そして2段階目にプラスに帯電したフィルターで物質をとらえていくのですが、このフィルターがとても高性能なのです。


3段構造になっているフィルターでありながら、圧着させ折り畳み構造にすることで吸着面を増やし、フィルターの目詰まりを防ぎます。そして3枚目のフィルターは0.1μmほどのウイルス粒子をもとらえていくのです。


このフィルター性能の高さが低濃度のイオン濃度でも十分に効果を発揮できる理由なのです。



参考:Blue参考:Blueairホームページ
空気清浄機は世界が認めたブルーエア空気清浄機 | Blueair (geocities.jp)



各技術の比較

各メーカーの独自技術の原理と種類解説しました。

ではこれら技術をどのように使い分ければいいのでしょうか。あなたの生活環境をイメージしながら確認してみてください。


反応場所の違い

イオンと汚れ物質が…
[空気清浄機<外>で反応]
プラズマクラスター、ナノイー

[空気清浄機<内>で反応]
光速ストリーマ、「HEPASilent」テクノロジー



前者はイオンを室内に拡散させることで効果を発揮します。

物質自体は吸い込まれるまで空気中に存在しますが、イオンにより作用を抑制された状態であるため空気清浄の即効性が高いと思われます。



後者は清浄機内にとらえた物質に対して反応させていきます。

清浄機内で行うのでより強力な反応を起こすことができ、除去できる物質の種類が増えます。
例えば以下のような物質です。

(例)
光速ストリーマだと…VOC系の有害化学物質(生活空間を汚染しているガス状の物質)
※VOC(揮発性有機化学物)

「HEPASilent」テクノロジーだと…物質をマイナス帯電させ、ウイルス粒子もフィルターに引っ掛けることができる



両者とも一長一短な面もありますので、どちらを選ぶかというのは個人の感覚になってくかと思います。



プラズマクラスターとナノイー

では多くの方が気になっているであろうプラズマクラスターとナノイーの違いを解説していきます。

プラズマクラスターとナノイーは以下の違いがあります。

違い1:イオンの放出形式
違い2:汚れの吸引方式

この2点の違いがどんな生活環境に合っているのか解説していきます。


違い①

原理は両者ともイオンを放出し、物質を抑制させるというものでした。


違いはプラス・マイナスイオンを放出するか、OHラジカル(OH)と水分子を多く含んだ大粒子として放出させるかです。


ここでの効果の違いはほとんど差はありませんが、強いて言うのであれば静電気の除去速度です。


わずかな差かとは思いますがプラズマクラスターはプラス、マイナスイオンをそのまま放出しています。そのため静電気が起きている部分に対してのプラスとマイナスの両方から除電(静電気除去)することができます。

反対にナノイーが放出するのはOHラジカル(OH)ですので、マイナス側からしか除電できません。しかし水分子を多く含むため時間の経過とともに水分による漏電効果が高まって除電していきます。空気中で長い時間作用できるのが特徴的です


つまり静電気が溜まりやすい布製品が部屋に多い場合は静電気除去速度が若干速いプラズマクラスターを選択するといいでしょう。



違い②

もう一つの違いとして汚れた空気をどこから吸引するかです。


シャープの空気清浄機(プラズマクラスター)は背面から吸引しています。

そのため設置場所は部屋の隅に置くと効果がより発揮します。また背面から吸引するため設置場所の背後にあたる隅の粒子もしっかり吸引することができます。


パナソニックの空気清浄機(ナノイー)は前下面から吸引します。

これにより設置場所選ばずレイアウトできます。



空気中の微粒子は床に落ちて、また舞い上がることを繰り返し部屋の隅まで移動します。

一見シャープの方が集塵力が高そうです。しかしパナソニックの最近の機種では二方向の送風口から気流を発生させ、空気の循環能力を向上させることで集塵力を上げています。


集塵力は各社様々な技術を導入いていることで大きな差はないです。
置き場所によって選択するといいでしょう。



<合わせて読んでほしい記事>
『正規品』今すぐ買うべき!シャープの空気清浄機おすすめ7選

『ナノイー搭載』パナソニック製空気清浄機おすすめ6選

『除湿機おすすめ』試行錯誤して選び抜いた除湿器



空気清浄の対象物質

ここまでは空気清浄の対象物質を微粒子や物質、付着物、浮遊物などと呼んできました。ではその対象物質とはいったい何なのか具体的に紹介していきます。


※以下の説明は病原体の感染や症状の発症を抑えるということではありません。

[花粉]
浮遊している花粉や衣類等に付着している花粉の作用を抑制または分解していきます。


[カビ]

浮遊しているカビ本体や胞子の作用を抑制します。また付着しているカビの増殖も抑えます。


[細菌類]

浮遊菌や付着する臭い菌の除菌を行います。


[ほこり]

浮遊物の作用抑制や除去になります。またほこりはダニの糞・死骸、その他害虫の糞、塵、繊維くずのことを総称します。


[ウイルス]

付着・浮遊ウイルスの作用を抑制します。またメーカーによってフィルターでの除去も可能です。


[動物から発生するもの]

フケや毛の除去やペットに付着している菌の作用を抑制します。


[におい]

付着したにおいや煙の分解・除去・消臭です。具体的にはタバコ臭、生ごみ臭、焼き肉臭、汗臭、生乾き臭、排泄物臭などです。


[PM2.5]

PM2.5とは粒子サイズ2.5μm以下の微粒子を指します。アレルギーの原因や呼吸器系へ悪影響を及ぼします。空気清浄機ではPM2.5の分解や作用の抑制をします。


[有害化学物質]

工場が近くにある住宅では、工場由来の有害物質が家の中に入り込むことがあります。

例えば前の項でも触れましたVOC(揮発性有機化合物)があり、主にホルムアルデヒドやキシレン、メチルベンゼンなどがこれにあたります。



まとめ

技術の進歩は日進月歩です。

数年もたてばさらに新しい技術が開発されていくでしょう。


技術者、開発者の皆様に感謝ですね。


しかしその技術を私たちが知り、活用できなければ意味がありません。せっかくこの時代で生きているのですから、身の回りのことに興味を持ち、調べ自分に合う環境を整えることが有意義であると思います。


その手助けとして私の記事では生活の知恵や各種製品を紹介しております。

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今回もお読みいただきありがとうございました。




ではまた次回に。。



補足

この記事は各社ホームページを参考に書かせていただきました。


この記事での情報がすべてではありませんので、実際に製品の購入を検討されている方は記事内にもあります各社ホームページをご覧ください。

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