• ブログ主:こうさん
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臨床検査技師になれる専門学校【気になる学費・偏差値解説】

私は臨床検査技師として7年ほど働いております。


その中で病院、クリニック(健診・ドック)、検査センターと渡り歩いてきました。


現場に入って、色々な技師と出会いました。学生時代の話もよく出てくるのですが、大学に行ける余裕がなかったとかそんなに頭が良くなかったけど医療従事者になれるものなんだねとよく話しています。


さてこの記事を見ている方は学費に余裕がない、学力(偏差値)があまり高くないけど臨床検査技師を目指したいとお悩みなのではないかと思います。


安心してください!


今回は私の学生時代の進路担当の先生や私の知り合いの技師の話から徹底解説していきます。


今回の内容は大きく以下の通りです。

〇専門学校の学費・偏差値の目安
※他検討ポイント解説

〇専門学校進学のメリット・デメリット

〇進学すべき専門学校紹介

大学進学もメリットは大きいですが、専門学校だからといって劣っているわけではなく専門学校は大学とは違った良さがあります。最後には後悔なく専門学校へ進学できるようになれると思いますよ。

臨床検査技師になるには(おさらい)

まず臨床検査技師として働く条件をかんたんに確認しましょう。

[国家資格:臨床検査技師免許の取得]
年1回(2月)行われる試験で約6割以上の正解率で合格します。

[試験の受験条件]
まず以下の図にまとめましたのでご覧ださい。
※外国での履修や免許取得者、衛生検査技師免許保有者や教育課程修了者は除く

参考:厚労省ホームページ「臨床検査技師国家試験の施行」
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/
shikaku_shiken/rinshoukensagishi/

[指定科目※1]
医学概論、解剖学、生理学、病理学、生化学、微生物学、医動物学、情報科学概論、検査機器総論、医用工学概論、臨床血液学(血液採取に関する内容を除く)、臨床免疫学

[指定科目※2]
医用工学概論、臨床検査総論、臨床生理学、臨床化学、放射性同位元素検査技術学、医療安全管理学

かんたんにまとめますと、臨床検査技師に必要な教育課程を修了し証明できれば良いということになります。





学費・偏差値の目安

+他検討ポイント解説

それでは実際に専門学校の学費や偏差値はどのくらいなのか確認していきましょう。大学に比べハードルが低いといっても専門学校によってバラつきがあります。しっかりとした判断基準をもって検討していくことが大切です。


また学費・偏差値以外にも専門学校を比較する重要なポイントがありますので、一緒に確認していくことにしましょう。



学費目安

まず専門学校の学費の目安(平均)は以下の通りです。


入学金:約300,000円
諸費用:約200,000円
・教科書代
・白衣やシューズなどの備品
3年間合計:約4,000,000円
(教科書代・設備費等含む)


この金額は一般入学した場合で、特待生制度などを適用した場合はさらに安くなります。


また大学の学費の目安(平均)は以下の通りです。


入学金:約300,000円
諸費用:約200,000円
・必須科目の教科書代
・白衣やシューズなどの備品
・選択科目の諸費用+α
4年間合計(国公立大学):約3,000,000円
4年間合計(私立大学):約6,000,000円



やはり国公立大学は安いです。しかし大学進学のメリットでもある「+αの教養」を身につけるとなると教科書代等+αで学費がかかりますので、学費だけ見れば専門学校とあまり変わらないということになります。


また上記の学費以外にも重要な点があります。

それは入学時に支払う金額です。

多くの場合前期(第1期)分の納付額と入学金、諸費用を合わせた金額となります。しかし学校によっては前期納付分と入学金だけという場合もあります。支払方法も学校によって様々な配慮がされていますし、奨学金や学費ローンもありますので確認してみてください。

入学時に支払うお金が用意できずあきらめてしまうことのないように要確認ですね。





偏差値目安

結論を言うと専門学校に偏差値の設定はありません。ごくまれに設定している専門学校はありますが、目安にするほどではありません。


しかし入試の難易度はどれくらいかというのは気になるところだと思います。その際は各専門学校の入試情報より試験内容を確認してください。


たとえば数学でいえば、数学Ⅰと数学Ⅲでは難易度が段違いであると思います。そういった情報で判断いただくといいと思います。


多くの専門学校は数学と理科(化学基礎と生物基礎)を学力試験科目としています。しかし最近では少しずつ英語(コミュニケーション英語Ⅰなど)を取り入れている学校も増えてきています。ですから将来のグローバル化も視野に入れて英語に力を入れていった方がいいと思います。


大学入試と比べると難易度も低いですし科目も少ないので、ここは頑張るべきだと思います。



また臨床検査技師の専門学校は低学力でも入れるところはあります。面接で熱意が伝わればそれだけで合格が出ることもあります。ですから自分は勉強できないから医療従事者になれないなんて思わないでください。


入学すれば、周りにも同じ人はいますし先生もそれを踏まえて教えてくれます。勉強のやり方が分からない方も問題ありません。ですから「臨床検査技師になるんだ」という意志を枯らさないでください。






他検討ポイント

一番気になっていたであろう学費・偏差値の目安を知ったところで、次に比較検討すべきポイントを解説していきます。


まず以下のような検討ポイントがあります。あなたなりに優先順位をつけてみてください。

青文字から各項目へ飛べます。

通学時間

周辺施設

学校の雰囲気

その他各学校の魅力


また比較検討するときには注意点があります。

合格率について

取得可能資格について

卒業生や在校生の声(口コミ)について

それぞれ解説していきます。




  

通学時間

公共交通機関を使う場合、通学時間は無駄な時間です。


車で行く場合はドライブ好きには息抜きになりますし、自転車や徒歩圏内だと軽い運動になります。しかし公共交通機関の場合おとなしく座ってなければなりません。勉強もできますが集中力に欠けさらに書く勉強もできなのでかなり効率が悪いです。


公共交通機関を使う場合は長くても30~45分圏内であることが理想です。


学生寮や学校近辺の部屋を借りられれば最高です。ちょっとしたことでも自室に戻れますしね。




  

周辺施設

コンビニやファミレスやカフェ、居酒屋、カラオケやボウリングなどのアミューズメント施設が学校の近くにあるだけで3年間の学生生活は楽しくて専門学校でもよかったと思えるでしょう。(専門学校が勉強漬けであるというイメージであれば)


一番良くないパターンは最寄駅から2~3駅以上離れたところにしか居酒屋やアミューズメント施設がなかったり、コンビニが徒歩10分以上かかる距離にあることです。

大学を考えてみてください。コンビニやカフェなどが併設されているところがほとんどですよね。


そういった小さな不満も1年、2年と積もればトータルで「あまり楽しくなかった学生生活」になってしまいます。学校帰りに少しでも遊べたらいいですよね。


通学も同じです。スマホをいじったり、寝たりする無駄な時間がなくなれば質のいい勉強や息抜きに使えるはずです。


学費や雰囲気なども非常に重要ですが、通学時間や娯楽施設も次いで重要です。




  

学校の雰囲気

各学校のホームページではイベントや施設を紹介しています。そういった部分で自分に合う合わないを感じ取れると思います。


そして一番は実際に学校へ行ってみることです。体験学校やオープンキャンパスに参加してみましょう。百聞は一見に如かず、です。


そこでは自分の感覚を信じましょう。「なんかいいな」「思っていたのと違うな」いろんな感想を持つと思います。それを信じて大丈夫です。


その感覚は実際に学校の設備や生徒を目で見て肌で感じ、総合的に感じ取った自己評価ですから大切にしましょう。




  

その他各学校の魅力

学校にはそれぞれ校風(特色)があります。ホームページで分かるものから、実際に学校に行ってみないとわからないものもあります。


私の記事では自分自身、今までの勤め先や母校の知り合いの話をもとに各専門学校を紹介しています。それぞれ魅力を紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

以下のカテゴリーページで紹介しています。

カテゴリページ:臨床検査技師>学校





  

注意点①合格率について

各学校のホームページやパンフレットには必ずと言っていいほど、例年の合格率をアピールしています。〇年連続100%合格達成などです。


このアピール文句に流されてはいけません!


なぜならこの数字は取れるべくして取っているからです。解説しますと、ほとんどの学校では国家試験を受ける前に、学校で試験(卒業試験など)が行われます。この試験がフィルター代わりになっておりこの学校の試験に合格しないと国家試験を受けさせてもらえず、最悪留年になります。


国家試験前に行う学校の試験は、もちろん国家試験より難しく作られますのでこのフィルターを通れた生徒は、ほぼ100%国家試験合格できるわけです。


つまり「国家試験100%の合格率だからいい学校だ」というわけではなく、結局自分の頑張り次第なのです。


あえてこのアピール文句を肯定するのであれば、国家試験の合格ラインまで学力を上げる「モチベーション向上促進力」が学校に備わっているということでしょうか。




  

注意点②取得可能資格について

この注意点もホームページやパンフレットでアピール文句としてよく見ます。そこにたくさんの資格が書いてれば「この学校ってなんだかすごいな」と感じるはずです。


しかしこの取得可能資格一覧だけで判断することはあまりに危険です。


なぜなら記載されている多くの資格は臨床検査技師の養成校ならどこでも取れるからです。臨床検査技師の国家試験を受けるには履修しなければならない必須科目があります。

記載してある資格の多くはこの必須科目を受講していれば誰でも受験・取得することが可能だというわけです。ですから本当の意味で+αの資格取得に力を入れているかどうかは「取得可能資格一覧以外の部分」を確認する必要があります。


その部分とはカリキュラム(授業紹介ページなども含む)です。


基本的に+αの資格は個人で取得してくださいという学校が多く、授業で特別資格試験対策するわけではありません。ですからカリキュラムに「例:○○資格対策」という講義があるとか、授業紹介ページで○○の資格を対策していますと表記があれば、学校が+αの資格を推していることがわかります。


もう1つ大切な着目点があります。それは資格の種類です。


化学系の資格(毒劇物取扱者、危険物取扱者、食品健康管理士など)はどの学校でも比較的簡単に取れます。


注目すべきは一般資格(TOEICやMOSなど)や臨床検査業務での資格(心電図検定など)です。これら資格の表記があり、カリキュラム等にも紹介があればしっかり試験対策をしてくれると判断していいと思います。




  

注意点③卒業生や在学生の声(口コミ)について
コメント評価

結論から言いますと卒業生や在校生の声(口コミ)は見なくていいです。


この記事を書くにあたり、各学校のホームページの学生インタビューや2chも見てみましたが正直なにも参考になりませんでした。


ホームページ等の「生徒の声」ではどの学校も言っていることは同じ。学校独自の魅力が何も魅力が伝わってこないです。アットホーム、イベントが楽しい、学校周辺に娯楽施設がたくさんあって良い、勉強に専念できる環境…もっとその学校にしかない魅力を語ればいいのにと思ってしまいました。


そして2chなどの学校非公認書き込みサイトですが、ネガティブなコメントばかりなのは学校のデメリットを判断するために良いと思います。しかしそんなコメントも学校に通っていれば思うであろう生徒の愚痴なので、その学校のデメリットというわけではありません。

例えば○○先生が腹が立つ、セクハラしてくるとか学校がボロくてうんざりとかそういったコメントです。


そんな声(口コミ)は意識せずとも、見るだけで先入観を作ってしまうので見なくていいんです。





進学すべき専門学校紹介

専門学校を比較検討する際の重要なポイントを確認しました。


ではさっそく進学すべきおすすめの専門学校を紹介していきたいと思いますが、この記事を読んでいる方は全員が同じ地方に住んでいるわけではありません。


ここですべて紹介したいところですが、長くなってしまうので地方ごとにおすすめの専門学校をまとめました。


各記事では専門学校の魅力、基本情報(学費、試験・入試情報など)を紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。


北海道・東北のおすすめ専門学校

関東のおすすめ専門学校

甲信越・東海のおすすめ専門学校

近畿のおすすめ専門学校

九州のおすすめ専門学校

※四国・中国地方に該当する専門学校はありません。





専門学校進学のメリット・デメリット

専門学校進学は臨床検査技師になるに当たってどんなメリットがあるのでしょうか。

早速見ていきましょう。

※青文字で各項目に飛べます。

  




メリット



  

現場に早く参入できる

4年制の大学と比べ1年早く現場に入ることができます。新卒者にとって最初の1年はとても大きく、大学で優秀でもない限りこの1年の経験に追いつくことは難しいです。




  

実習期間が多い

臨床検査技師養成校は基礎科目と専門科目が必須科目になります。それに加えて大学では選択科目として様々な分野を履修することができます。


この点は大学進学のメリットになりますが、逆にその分カリキュラム上では実習時間(単位)が少ないためデメリットにもなります。


技術は当然手を動かして身に着けるものであり、座学だけでは頭でっかちになり現場でも「ただ知識だけがある奴」というレッテルを貼られてしまいます。


一番の理想は実習が少ない1年次から自分で+αの教養を身に着けるのがいいと思います。例えば各種資格取得や、他言語(中国語、英語など)の習得、他学問の修得(大学のカリキュラムを参考にする)を行っていけばよいと思います。


実習が始まると、レポートや次の実験の予習で余裕がなくなってきますので早いうちから勉強していきましょう。そうすれば就職後「大学に行きたかった」「学生の時にもっと勉強すればよかった」と後悔することはないでしょう。




  

学費が安い

4年制の大学と比べると200万円ほど安いです。その理由は大学よりも1年短いことと最低限のカリキュラムで人件費・教材費がかからないからです。


なので安いからといって教育の質が悪いなんてことは決してないので安心してください。




  

怠ける心配が少ない

3年制であるということ、レポート作成、定期的にあるテストなど関門があることなど遊びふけられる環境ではないです。


しかしやることを早く終わらせてしまったり合間を見つけて遊びやアルバイトは十分できます。ある意味で時間の作り方を学べているのかもしれません。




デメリット


  

研究スキルを修得あまり習得できない

大学では研究室に所属し研究のノウハウを学べます。研究のノウハウとは研究テーマを見つける、データを集めて分析する、結論を導き出す、資料作成、発表といった工程のことです。

現場に入ると部署内の勉強会や学会発表など自分でテーマを決めて結論・発表まで行わないといけません。もちろん経験がなくても先輩方が教えてくれる場合もありますが、手慣れていれば周囲の評価も上がり給料に反映するかもしれません。


専門学校でも研究できることがありますが、多くは教員の実験・研究のサポートとしての経験で大学のそれには遠く及ばないのはイメージできると思います。




  

+αの教養を身につける余裕が少ない

学生生活が1年少ない、カリキュラムに組まれておらず自分で勉強しなければならないという点から他分野の教養を身につけるためには少し頑張らないといけません。


大学では時間的余裕から精神的にも余裕があり、あまり追い込まれずに勉強することができます。


いずれにしても+αの教養を身につけるということは自分次第ですのでそういった意味では大学も専門学校も大差ないでしょう。






まとめ

今回は私の経験と周囲の検査技師の話から臨床検査技師になれる専門学校の学費・偏差値などの比較検討する際の目安、専門学校進学のメリット・デメリットを紹介・解説しました。


専門学校に進学すると決めたからには、すぐに行動することが大切です。今がある意味人生の分岐点なのですからチャンスを逃してはなりません。

まずは資料請求してみて学校の情報(学費の詳細、カリキュラム)や学校の雰囲気を詳しく知りましょう。そのうえでオープンキャンパスなどで、実際に学校に触れてみてください。


専門学校の入試に向けて効率的な勉強方法も解説していますのでぜひご覧になって、少しでも取り入れてみてください。




全国の専門学校を他の記事で詳しく紹介しています。検討したい方は以下のカテゴリーページからご覧ください。

カテゴリーページ:臨床検査技師>学校



また大学を検討したい方は以下の記事で紹介していますので、合わせてご覧になってみてください。



また私のブログではこのような臨床検査技師の記事やスキルアップのための記事を書いています。きっとあなたの悩みも解決できると思いますので、気になる方は下のカテゴリーページからご覧ください。

カテゴリーページ:臨床検査技師
カテゴリーページ:スキルアップ



今回もお読みいただきありがとうございました。




ではまた次回に。。





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