• ブログ主:こうさん
  • (2014年~)臨床検査技師として医療界で7年ほど従事。
    (2020年~)自分の経験を発信するためブログを始める。
    (好きなもの)ドライブ・ゴルフ・資格取得・アニメ・ゲーム
  • プロフィール詳細へ
  • お問い合わせはコチラ

【北海道・東北版】臨床検査技師になれる専門学校«3選»

私は臨床検査技師として7年ほど働いております。


その中で病院、クリニック(健診・ドック)、検査センターと渡り歩いてきました。


現場に入って、色々な技師と出会いました。学生時代の話もよく出てくるのですが、「大学に行ける余裕がなかった」とか「そんなに頭が良くなかったけど医療従事者になれるものなんだね」とよく話しています。


さてこの記事を見ている方は学費に余裕がない、学力(偏差値)があまり高くないけど臨床検査技師を目指したいとお悩みなのではないかと思います。



安心してください!



今回は私の学生時代の進路担当の先生や私の知り合いの技師の話から徹底解説していきます。

今回の内容は大きく以下の通りです。

〇臨床検査技師になるまで(おさらい)

〇専門学校紹介

〇専門学校進学のメリット・デメリット

大学進学もメリットは大きいですが、専門学校だからといって劣っているわけではなく専門学校は大学とは違った良さがあります。最後には後悔なく専門学校へ進学できるようになれると思いますよ。

臨床検査技師になるには(おさらい)

まず臨床検査技師として働く条件をかんたんに確認しましょう。

[国家資格:臨床検査技師免許の取得]

年1回(2月)行われる試験で約6割以上の正解率で合格します。

[試験の受験条件]

まず以下の図にまとめましたのでご覧ださい。
※外国での履修や免許取得者、衛生検査技師免許保有者や教育課程修了者は除く

参考:厚労省ホームページ「臨床検査技師国家試験の施行」
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/rinshoukensagishi/

[指定科目※1]
医学概論、解剖学、生理学、病理学、生化学、微生物学、医動物学、情報科学概論、検査機器総論、医用工学概論、臨床血液学(血液採取に関する内容を除く)、臨床免疫学

[指定科目※2]
医用工学概論、臨床検査総論、臨床生理学、臨床化学、放射性同位元素検査技術学、医療安全管理学

かんたんにまとめますと、臨床検査技師に必要な教育課程を修了し証明できれば良いということになります。





進学すべき専門学校3選

先ほどの図でもわかるように、臨床検査技師をはじめから目指すのであれば文部科学大臣指定の学校に通わなければなりません。


この記事では当然これを踏まえて紹介していきます。しかし自分で調べる際には該当する学科はあるか、免許は取得できる専門学校かを調べることが重要です。

※細胞検査士を目指す場合
この先臨床検査技師の各担当検査において重宝されるであろう職種が2つあります。1つは超音波検査士、もう1つは細胞検査士です。両者とも実務経験の上で資格を取り働いていくことになりますが、

細胞検査士が行う細胞診検査は行っている施設が少ないです。

そのため養成コースのある大学や養成所で勉強し資格試験を受けることが一般的です。ですからこれから臨床検査技師を目指す方は細胞検査士のことも検討してみてください。

それを見据えたうえで進学すればあとから細胞検査士の学校に入っておけばよかったという後悔をせずに済みます。

細胞検査士を取れる学校に入れば、臨床検査技師と細胞検査士の受験資格を手にすることができます。実際の就職先は必ずしも細胞診検査を行う職場でなくても大丈夫なので、興味のある方は入学するべきかと思います。

  

基本的に専門学校を卒業しただけでは細胞検査士免許受験資格を得られず、養成コースのある大学か養成所を卒業しなければなりませんです。

臨床検査技師の将来像は大きく分けて3つあります。患者と接する業務(生理機能)、検査機器管理、病理検査(細胞診)です。顕微鏡での検査をしたい、黙々と仕事をしたいという方は大学進学、専門学校から養成所・大学へ進学という道を真剣に考えましょう。

就職して数年後後悔したくないならば、です。

以下の記事で細胞検査士を目指せる大学・養成所を紹介しています。




学費平均

入学金:約300,000円
3年間合計:約4,000,000円
(教科書代・設備費等含む)



偏差値平均

結論を言うと専門学校に偏差値の設定はありません。ごくまれに設定している専門学校はありますが、目安にするほどではありません。


しかし入試の難易度はどれくらいかというのは気になるところだと思います。ですから今回は各専門学校の入試情報より試験内容を紹介したいと思います。


たとえば数学でいえば、数学Ⅰと数学Ⅲでは難易度が段違いであると思います。そういった情報で判断いただきたいと思います。



臨床検査技師の専門学校は低学力でも入れるところはあります。面接で熱意が伝わればそれだけで合格が出ることもあります。ですから自分は勉強できないから医療従事者になれないなんて思わないでください。


入学すれば、周りにも同じ人はいますし先生もそれを踏まえて教えてくれます。勉強のやり方が分からない方も問題ありません。ですから「臨床検査技師になるんだ」という意志を枯らさないでください。




北海道の専門学校

北海道で臨床検査技師を目指せる専門学校は2校あります。

札幌医学技術福祉歯科専門学校

様々なコメディカルや歯科衛生士、介護福祉士などの学科があり、検査技師領域以外の教養を高められます。

また学生サポートセンターでは、入学前の学習支援から入学後の学習・就職支援はもちろんのこと、臨床心理士による学生の私生活や授業料、アルバイト等多岐にわたる悩み相談ができ、快適に学生生活を送れます。


[該当学科]
臨床検査技師科

[試験科目]
①国語総合(古文・漢文除く)
②数学Ⅰ[数と式・図形と計量(図形の計量を除く)・二次関数(二次不等式を除く)]
②生物基礎[生物と遺伝子・生物の体内環境の維持]

[入試制度]
総合選抜:書類
学校推薦:書類、面接、学力試験(①)
一般選抜:書類、面接、学力試験(①、②)
社会人選抜:書類、面接、学力試験(①、②)

[所在地]
 札幌市中央区南5条西11丁目1289-5
最寄り駅:地下鉄東西線「西11丁目」

[学費]
入学時:620,000円(授業料等含む)
諸費用:1年次220,000円、2,3年次約50,000円(教科書代等)
病院実習費:80,000円
3年間合計:約4,300,000円


<詳しくはコチラからどうぞ>

スタディサプリ進路:札幌医学技術福祉歯科専門学校




吉田学園医療歯科専門学校

様々なコメディカルや歯科衛生士、救急救命士などの学科があり、検査技師領域以外の教養を高められます。

施設・設備も最新のものがそろっており現場に近い技術を修得できます。


[該当学科]
臨床検査学科

[入試科目]
①国語総合(古文・漢文除く)
②数学Ⅰ、生物基礎から選択

[入試制度]
AO特待入学:書類
推薦入学:書類、面接、学力試験(①)
指定公推薦入学:書類、面接、学力試験(①)
一般入学:書類、面接、学力試験(①、②)
社会人・高校卒業者入学:書類、面接、学力試験(①または小論文)
大学・短大・専門学校卒業者入学;書類、面接、学力試験(小論文)

[所在地]
北海道札幌市中央区南3条西1-11-1
最寄駅:東豊線「豊水すすきの」

[学費]
入学時:450,000円(授業料含む)
諸費用:約300,000円(教科書代等)
3年間合計:約4,300,000円


<詳しくはコチラからどうぞ>

スタディサプリ進路:吉田学園医療歯科専門学校





東北地方の専門学校

東北で臨床検査技師を目指せる専門学校は1校あります。(福島)

福島県立総合衛生学院

東北で唯一の臨床検査技師養成専門学校でしたが、臨床検査科の閉科により令和2年度募集が最終募集となりました。


東北地方にお住いの方は関東や甲信越地方の専門学校を検討してみてはいかがでしょうか。下の記事で紹介しています。

  




専門学校進学のメリット・デメリット

専門学校進学は臨床検査技師になるに当たってどんなメリットがあるのでしょうか。

早速見ていきましょう。


※青文字で各項目に飛べます。





メリット

 

現場に早く参入できる

4年制の大学と比べ1年早く現場に入ることができます。新卒者にとって最初の1年はとても大きく、大学で優秀でもない限りこの1年の経験に追いつくことは難しいです。




  

実習期間が多い

臨床検査技師養成校は基礎科目と専門科目が必須科目になります。それに加えて大学では選択科目として様々な分野を履修することができます。


この点は大学進学のメリットになりますが、逆にその分カリキュラム上では実習時間(単位)が少ないためデメリットにもなります。


技術は当然手を動かして身に着けるものであり、座学だけでは頭でっかちになり現場でも「ただ知識だけがある奴」というレッテルを貼られてしまいます。


一番の理想は実習が少ない1年次から自分で+αの教養を身に着けるのがいいと思います。例えば各種資格取得や、他言語(中国語、英語など)の習得、他学問の修得(大学のカリキュラムを参考にする)を行っていけばよいと思います。


実習が始まると、レポートや次の実験の予習で余裕がなくなってきますので早いうちから勉強していきましょう。そうすれば就職後「大学に行きたかった」「学生の時にもっと勉強すればよかった」と後悔することはないでしょう。




  

学費が安い

4年制の大学と比べると200万円ほど安いです。その理由は大学よりも1年短いことと最低限のカリキュラムで人件費・教材費がかからないからです。


なので安いからといって教育の質が悪いなんてことは決してないので安心してください。




  

怠ける心配が少ない

3年制であるということ、レポート作成、定期的にあるテストなど関門があることなど遊びふけられる環境ではないです。


しかしやることを早く終わらせてしまったり合間を見つけて遊びやアルバイトは十分できます。ある意味で時間の作り方を学べているのかもしれません。




デメリット

  

研究スキルを修得あまり習得できない

大学では研究室に所属し研究のノウハウを学べます。研究のノウハウとは研究テーマを見つける、データを集めて分析する、結論を導き出す、資料作成、発表といった工程のことです。

現場に入ると部署内の勉強会や学会発表など自分でテーマを決めて結論・発表まで行わないといけません。もちろん経験がなくても先輩方が教えてくれる場合もありますが、手慣れていれば周囲の評価も上がり給料に反映するかもしれません。


専門学校でも研究できることがありますが、多くは教員の実験・研究のサポートとしての経験で大学のそれには遠く及ばないのはイメージできると思います。




  

+αの教養を身につける余裕が少ない

学生生活が1年少ない、カリキュラムに組まれておらず自分で勉強しなければならないという点から他分野の教養を身につけるためには少し頑張らないといけません。


大学では時間的余裕から精神的にも余裕があり、あまり追い込まれずに勉強することができます。


いずれにしても+αの教養を身につけるということは自分次第ですのでそういった意味では大学も専門学校も大差ないでしょう。






まとめ

今回は私の経験と周囲の検査技師の話から臨床検査技師になるためのおすすめの専門学校、専門学校進学のメリット・デメリットを紹介・解説しました。


専門学校に進学すると決めたからには、すぐに行動することが大切です。今がある意味人生の分岐点なのですからチャンスを逃してはなりません。

まずは資料請求してみて学校の情報(学費の詳細、カリキュラム)や学校の雰囲気を詳しく知りましょう。そのうえでオープンキャンパスなどで、実際に学校に触れてみてください。


専門学校の入試に向けて効率的な勉強方法も解説していますのでぜひご覧になって、少しでも取り入れてみてください。




他の地方の専門学校も検討したい方は以下のカテゴリーページからご覧ください。
カテゴリーページ:臨床検査技師>学校


また大学を検討したい方は以下の記事で紹介していますので、合わせてご覧になってみてください。



また私のブログではこのような臨床検査技師の記事やスキルアップのための記事を書いています。きっとあなたの悩みも解決できると思いますので、気になる方は下のカテゴリーページからご覧ください。

カテゴリーページ:臨床検査技師
カテゴリーページ:スキルアップ



今回もお読みいただきありがとうございました。



ではまた次回に。。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
入力欄はすべて必須項目です。