• ブログ主:こうさん
  • (2014年~)臨床検査技師として医療界で7年ほど従事。
    (2020年~)自分の経験を発信するためブログを始める。
    (好きなもの)ドライブ・ゴルフ・資格取得・アニメ・ゲーム
  • プロフィール詳細へ
  • お問い合わせはコチラ

臨床検査技師に強みはあるのか【入門編】

私は臨床検査技師として7年ほど働いてきました。


7年間で病院・クリニック(健診・ドック)・検査センターを渡り歩いてきました。その中で臨床検査技師の強みとは何だろうと考える場面が幾度かありました。


そこで今回は医療系の職種に就きたいと考えている方、臨床検査技師に興味がある方に向けて臨床検査技師になることで、どんな強み(成長)が身につくのか解説していきたいと思います。


また既に臨床検査技師として働いている。転職を考え中で臨床検査技師として働いてきた自分の強みは何だろうと考えている方には以下の記事で解説しています。内容は7割くらい同じですが、状況が異なる、違う視点であるということから別に解説しています。





さて医療関係の仕事は基本的にリストラはなく安定した収入を得ることができます。


しかし人生は何が起こるかわかりません。


医療界が不安定になる時代が来るかもしれませんし、自分の進みたい道が変わってくるかもしれません。そんな変化しうる将来を考えた時に、検査領域以外でも臨床検査技師に強みはあるのか?疑問になります。



安心してください!


医療系の他職種はもちろん、他業種にも通用する強みがあります。また広い視野でみれば人生をより良くするスキルも身に付きます。



今回はそんな臨床検査技師の強みとどんな場面で役に立つか解説していきたいと思います。

臨床検査技師の強みとは

私のこれまでの経験はもちろんのこと、この記事を書くため職場の先輩や同僚(前の職場も含め)、学生時代の先生にも話を聞いてきました。


まずは臨床検査技師の強みについて一覧で見ていただきたいと思います。


※青文字クリックで各項目に移動できます。

①医学的(検査データ等)知識が身につく

②医師と情報交換や業務連携で親密になれる機会が多い

③コミュニケーション能力が高まる

④気が利く人間になれる

⑤癖の強い人間関係にも適応できるようになる
(検査技師の4割は癖が強いのではないか)

⑥トーク力があがり人前でも物怖じせず喋れる人間になれる

⑦頭の回転が速くなる

⑧パソコンに強くなれる

⑨取得できる資格の幅が広い

意外とたくさんあるのに驚いたのではないでしょうか。


医学・検査・接客という3つの側面がある特殊な業種なので、身につくことも多いです。他にもまだあるかもしれませんね。


では次になぜこれら強みが身につくのか、かんたんに解説していきます。





何も考えず働いていては何も身につかない

いきなり恐怖をあおるようなタイトルですが、意識して考えながら行動(働く)しないと身につくものも身につきません。


臨床検査技師の強みを紹介しましたが、なぜ身につくのか、どんな場面でどんな行動をしなければならないのか解説していきたいと思います。


※どの業界もそうですが、何も考えずにただ日々のルーチン業務をやっているだけでは何の成長もありません。



①医学的知識が身につく

医療従事者であるならば、医学の知識が身につく環境ですので日々の業務の中で自然と身についてきます。また自分でも勉強する機会が多くやればやっただけスキルの向上や信頼を勝ち取れます。


臨床検査技師はその名の通り検査値の読み取りに強く、病態を判断することに長けています。しかし薬学や回復期のフォローアップ(リハビリなど)の分野に弱いため、そのあたりを自分で勉強することで臨床検査技師の壁を越えて一人の医療従事者としてチーム医療に大きく貢献できるでしょう。




②医師と親密になれるチャンスが多い

医師が診断するうえで重要な材料には主に患者の症状、検査結果があります。


ですから医師が診断するうえで臨床検査技師との連携はかかせません。そこで正確で医師を納得させられるデータを提供できることがまず重要です。 簡単なことではないですが、ここで信頼を得られればプライベート(昼休憩の時など)でいろいろな情報交換やコネを作ることができます。


自分の知識の向上やスキルアップのためのチャンスが舞い込んでくるはずです。


ただルーチン業務をこなす検査技師ではそんな知識や経験は決して得ることのできない財産となり様々な場面で自分の力となってくれます。




③コミュニケーション能力が上がる
全員が納得

主に検査を担当する臨床検査技師でも最近は患者や受診者(健診・ドック)と直接かかわることが増えてきています。いわゆる接客業の側面もあると思います。


健康診断・人間ドックでの接客はアパレル業など世間一般的な接客業と似ています。その一方で患者に対する接客(?)は性質が全く異なります。


病気で苦しんでいる、不安になっている、普段より神経質になった状態の方を相手に仕事をしているわけです。つまり世間一般的な接客業よりも「相手の気持ちをくんだ」接客・コミュニケーションがとれるようになるわけです。


コミュニケーションにおいて、この「相手の気持ちをくめる」という能力は医療従事者であるからこそ身につけられる能力であり、他の業界においても重宝されます。




④気が利く人間になれる
二人寄り添う

まず医療従事者としてですが、病気やケガを負った方と接するため先を読んだ配慮が必要になります。そんな環境下ですから自然とできるようになったり先輩の指導で身についてきます。


そして臨床検査技師としてですが、まず検査は一人でやっているわけではありません。他の検査技師、医師、看護師、その他医療従事者と連携をとらなければ、患者の命に関わることもあります。


迅速かつ正確な検査結果をあげるために自分の担当検査はもちろん他の検査技師が自分のふるまいのせいで判断ミスや検査の遅れがあってはなりません。


また次のスタッフへ患者の案内や検査結果の報告など先を読んで円滑に進めなければ患者のリスクを一気に高めることだってあります。


と、すこし厳しいことを言いましたが、最初のうちは先輩のフォローがしっかりあるので心配ありません。だんだんと先を読んで行動できるようになり、他のスタッフや患者に対してもフォローできるようになってきます。


そうやって着実に成長できれば気が利く人間に自然と変わっていることかと思います。




⑤人間関係への適応力が上がる
ひらめき

よく臨床検査技師界隈では、癖の強い人間が多いといわれます。気難しい人やそっけない人(コミュニケーション力が低い?)、いつも怒鳴っている人、感情の起伏が激しい人といった人間が多いです。


他の業界でも多少は存在すると思いますが臨床検査技師という職業柄、そういった人が多いように思います。


そんな職場で迅速かつ正確な仕事をしなければならないので、嫌でもそのような人間との距離感やかかわり方がうまくなっていくのはお分かりかと思います。


しかし心配する必要はなく、そんな癖の強い人を埋め合わせるかのように良い上司や先輩方もいます。経験上このような人間関係はどこも同じで、検査技師界では特に顕著なのかなと思います。




⑥トーク力が上がる

コミュニケーション能力とトーク力は似たようなものだと思う方もいるかもしれませんが、両者は性質が微妙に異なります。かんたんにいうと、トーク力は自分から発信する力、コミュニケーション能力は相手との円滑な言葉のキャッチボール能力といったところでしょうか。


両者については以下の記事で詳しく解説していますので気になる方はご覧になってみてください。


臨床検査技師は、人前で自分の考えや知識を発信する場面が多いです。


例えば学会発表や患者への説明、医師や他医療従事者への検査結果の臨床的説明などです。



特に学会発表は一般企業のプレゼンテーションと似ているためイメージしやすいかと思います。発表→質疑応答といったところです。



検査技師のメイン業務は検査なので、トークが苦手な方でも責められることはなく先輩や上司に教えてもらいながら段階的に克服できると思います。




⑦頭の回転が速くなる

検査技師の忙しい時というのは怖いくらい検査が舞い込んできます。ルーチン業務やりながら救急での至急検査や検査依頼・問い合わせの電話対応に追われたりと常に仕事の優先順位と効率の良い動きを考えながら仕事していくことになります。


ベテランになるとさらに他の技師のフォローなんかもできてきます。


周りのほとんどの検査技師はいざというときに素早く的確に行動できるので自分はなんてダメなんだろうと思ってしまうかもしれません。


しかし先輩方はよくわかっていて、勤めて1,2年の人間にそんな行動は求めませんし、それよりもまずは自分のことを正確にできるようになってほしいと思っています。


私が病院から転職した際に思ったことは、今まで先輩と比べて頭の回転が遅くて自分を責めたりしていましたが、他の職場に移ると意外と先を読んで行動できる自分に気が付きいつの間にか成長していたんだなと実感しました。



頭の回転が速くなるとトーク力の向上や気が利く人間になれますよ。




⑧パソコンに強くなれる

書類作成やデータの管理、勉強会の資料づくりなどパソコンに触る機会が多く、基本的なパソコン作業を身につけることができます。


MicrosoftでいえばWord、Excel、PowerPointといった基本的なものは使いこなせるようになります。




⑨取得できる資格の幅が広い
本

臨床検査技師は他の医療従事者と比べ、勉強する分野が多いため様々な資格を取得できるチャンスがあります。



またそれら資格を活かして、進める道の選択肢も多いです。


たとえばどんな分野の資格かといいますと
各種検査系、化学系、心理学系、栄養系、英語、ドイツ語などです。


細かくは他の記事で紹介していこうと思いますので気になる方はそちらで確認してみてください。






この強みはどこで活かせるか

臨床検査技師の強みについて解説しましたが、この強みはどんな場面で活かせるのでしょうか。


早速見ていきましょう。




私生活(プライベート)

〇家族との接し方が変わる
③コミュニケーション能力
④気が利く人間
⑤癖の強い人間関係への対応力

妻(夫)や子供が求めるコミュニケーションが取れると思います。


相手の気持ちを自然に汲み取れ、円満な家族生活を送れるでしょう。


仕事上普段からお年寄りや子供とコミュニケーションをとっているので、子供や義理の両親ともうまくやっていけるようになります。


〇様々な場面での交渉に強くなる
③コミュニケーション能力
⑤癖の強い人間関係への対応力
⑥トーク力
⑦頭の回転が速い

保険の加入時や家の購入時など自分の分からない分野に対しての交渉や判断力が適切にできるようになります。


うまい話に騙されず、業者に対しても圧倒されずに話を進めることができるでしょう。



〇健康商品等の見極め

①医学的知識
②医者とのコミュニケーション

世の中には色々なうたい文句の健康商品があります。時には過度な宣伝から購入者を増やそうとしているものも見かけます。私もそうですが、そんな時には医学的知識と医師とのコミュニケーションで得た情報から、本当に期待するほどの効果があるのか判断できます。


臨床検査技師として働いていてよかったなと思う瞬間ですね。




仕事面

コミュニケーション1

〇どの企業でも通用する基本的な能力
③コミュニケーション能力
④気が利く人間
⑤癖の強い人間関係への対応力
⑥トーク力
⑦頭の回転が速い
⑧パソコンに強い

世間一般的に医療職はコミュニケーションスキルが高いとみられます。


実際その通りで私は以前数か月間倉庫の日雇いバイトをやったことがあるのですが、コミュニケーション能力がなかったり、指示されたこともできないといった人が多く驚きました。


パソコンもある程度さわっているので他の企業でも基本的な部分は通用すると思います。


人生何が起きるかわかりませんが、医療職以外に転職するとなった時も問題ないと思います。



〇接客業や営業もスムーズにこなせる
②医者とのコミュニケーション
③コミュニケーション能力
④気が利く人間
⑤癖の強い人間関係への対応力
⑥トーク力
⑦頭の回転が速い

臨床検査技師として相手が求めているもの、不安に思っていることなど対応してきた経験はお客さん(接客業)や先方(営業)に対しても応用することができます。


また営業において先方がお偉いさんであった場合にも、医師といった立場が上の者に対するコミュニケーション能力やトーク力、頭の回転が速いことでスムーズに進めることができるでしょう。



〇プレゼンテーション(企画提案等)
臨床検査技師は就職して早い段階から自分の調べたこと、研究したこと、業務改善提案などプレゼンテーションする場面があります。


最初のうちは少人数の中でやったりしますが、そのうち学会発表など多人数の前でプレゼンテーションすることになります。


そうして場慣れや資料作成、話し方、適切な質疑応答を経験しておけば一般企業でも通用しますし、プレゼンテーションする機会がない職場でも物怖じせず自分の意見が言えると思います。


そうすればあなたの評価も格段に上がっていくでしょう。




健康面

①医学的知識
②医師とのコミュニケーション

健康面では自分に対しても家族や友達に対しても臨床検査技師としての強みを発揮できます。


例えば…

健康診断や人間ドックのデータに対して
→軽微な所見に対しても私生活で対応できる(自分)
→アドバイスできる(家族や友達)

軽い症状から病気を判断し適切な対処ができる

緊急時にも即座に対応できる
→家族や友人が危ないときには、適切な医療機関や医者を紹介できる

医療従事者としての情報網もそうですが、臨床検査技師としての知識も強みになるでしょう。






臨床検査技師を目指そう!

目指す

世間一般的に臨床検査技師は、検査を担当するだけの職種と思われがちですが、様々な場面で活躍でき色々な強みがあることがお分かりいただけたかと思います。


あなたにとって臨床検査技師になることは人生にたくさんの選択肢や生きがいをもたらしてくれると思います。


臨床検査技師をめざしてまっすぐ突き進んでほしいなと思います。


ここからはあなたの現状に合わせておすすめしたい記事を紹介していきますので、次のステップとしてぜひ合わせてご覧になってみてください。



(臨床検査技師の学校を検討している方へ)
〇臨床検査技師になるために大学へ通うことのメリット
学校では国家資格をとることが1つゴールではありますが、大学に通うことで就職時や今後に+αメリットがあります。






〇費用面・学力面で心配な方
専門学校や短期学校という選択肢があります。
臨床検査技師として働くうえでは大学出身というキャリアは大きく関与せず、自分次第な面が大きいです。

カテゴリーページ:臨床検査技師>学校



(国家試験に向けて勉強中の方へ)

〇おすすめの参考書
たくさん揃える必要はありません。
私や後輩の経験から、従来の参考書~最新の参考書まで紹介しています。



〇資格試験必勝法レクチャー
臨床検査技師の国家試験は選択問題です。
選択問題の資格試験にはちょっとしたコツがあります。
基本的な勉強方法から資格試験に向けた対策を経験から解説しています。



〇取得しておくべき資格
臨床検査技師の国家資格の他にも、+αの知識向上や就職の武器となるおすすめの資格を紹介しています。




私のブログでは臨床検査技師に関する情報を多数掲載しています。


他のサイト(検査技師養成校やリクルートサイト)とは違い、実際の経験や私の人脈より得た情報をもとに解説していますので、国家資格取得~現場で働く当事者としての目線で記事を書いています。


あなたにとってかなり有益であることは間違いないでしょう。



以下のページからご覧になってみてください。
あなたの疑問が解決するはずです。
カテゴリページ:臨床検査技師




今回もお読みいただきありがとうございました。



ではまた次回に。。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
入力欄はすべて必須項目です。