〚社会人必見〛やりたくない仕事に向き合う方法

あなたは日々楽しく仕事できているでしょうか
人間関係、やりがい、給料などなにか一つでも自分のモチベーションをあげることができるならば毎日の仕事の「苦」が和らぎいくらか充実した毎日を過ごせることでしょう。
しかし働いている半分以上の方は「苦」の感情が圧倒的に占め我慢したり諦めている、またはプチご褒美を用意したり誰かのために働いているんだと思って日々を乗り切っているのだと思います。
そこで今回は私が、人生の大先輩から衝撃を受けた考え方をご紹介したいと思います。
目次
はじめに
やりたくない仕事と向き合うための考え方を紹介する前に、この考え方を教えていただいた大先輩についてどのような人物なのか紹介したいと思います。
大先輩は60代の男性看護師です。今でも現役バリバリで働いています。
私は検査技師なので、病院で検査を専門に行っているのですが大先輩とは同じ検査部門で一緒に働いておりました。(過去形なのはその後私が転職したのが理由です)
看護師なのに検査?と思う方は多いかと思います。しかし看護師自体実は業務範囲が広く、採血をはじめ患者の管理(カルテ、入院計画など)はもちろんのこと専門検査の助手、一定の範囲の検査(超音波検査や心電図検査など)も行うことができるのです。
大先輩はそのすべてを某有名病院で経験されてきた方です。
そして今では多くの先生からも信頼され、なくてはならない存在です。
業務範囲が広いので正直やりたくない仕事もあったそうです。
そんな時これから紹介する考え方でモチベーションを保ち、前向きに仕事することができたそうです。
やりたい、やりたくないの違いとは何か
結論から言いますと、やりたい仕事というのは「単なる偶然」なのです。
小さいころの夢を思い出してみてください。
お金持ちになりたい、ケーキ屋さんになりたい、ヒーローになりたいなど思い描いていたと思います。
しかし現在はどうでしょうか。経験などからより具体的な夢や目標に変わっているのではないでしょうか。
つまり夢や目標、やりたいことは生涯変わり続けていくのです。
ですからやりたいことやりたくないことの違いというのは、現在の環境や今までの経験によってただ内部的に単純に思っているだけなのです。
現状できることを探してみる
やりたいことが偶然ならば、反対にできることが必然です。
それではできることとできないことの違いは何でしょう。
それは技術が他人に認められているかどうかです。
いくら自分でこれなら「苦」なくスムーズにできると自負していても他人からの評価が大したことがないとそれは真の意味でのできることにはなりません。
仕事とは相手へのアウトプットが必ず発生します。自分ができたとアウトプットしても、相手に受け入れてもらわなければ「できた」は完結しません。
他人からも認められる「できる」を探してみてください。
そして認められずとも少しでも評価してもらえていることがあれば、それは努力する意味があると思います。
できることに楽しさを感じる
さて自分の「できること」または「できかけていること」は見つかったでしょうか。
それでは次に今やりたくないと思っている仕事の過程に「できる」ことはどれだけありますか。
半分以上あるならば、できないことを克服してやりたくない仕事を「できる仕事」に変えましょう。
半分以下であるならば、上司に相談して人選を変えてもらうなど対応してもらった方が良いかもしれません。(状況にもよりますが)
それでは自分に「できる」仕事をやりたい(楽しい)仕事に変えていきます。
考え方は簡単です。
その仕事が誰に貢献できるか考えることです。
お客様、患者様、直属の上司あるいは社会的に貢献できるのか。
その方々の喜ぶ姿を想像してみてください。(できるだけ喜ぶ姿を想像して自分がうれしくてほっこりするような人物を選んでくださいね)
普段喜んだり褒めたりしない方でも、気持ちの中では必ず喜んでいるはずです。貢献してくれた人に対して負の感情を抱いているはずがありません。
想像するだけでも、うきうきしてきませんか。
この仕事めんどくさいけど、終わらせればあの人を喜ばせることができると思うと自然と体は動くはずです。
「できる仕事」を確立した今なら確実に誰かに対して貢献しているのです。
『やりたくない→できるに変える→楽しさを感じる→やりたい』
変換完了です。
好きな仕事しかしないとどうなるのか
ここまでの話でやりたくない(嫌いな)仕事をやりたい(好きな)仕事に変える考え方を知っていただいたかと思います。
では好きな仕事しかしなかった場合どうなるのか。(大抵は上司に怒られてやる羽目になりますが)
まず自分1人の我儘でとても小さな歯車が欠けます。
つまりその仕事が、誰かの負担になったりすることで不十分になるということです。
それにより連鎖的にその部署、課、営業所、会社、業界、社会全体と連鎖していきます。
残念ながら日本の中にはそんな人物は少なくはないですから、現在社会的な問題となっていることの発端は1つの歯車の欠損だと私は考えます。
大袈裟に聞こえるこもしれませんが、現実なのです。
そうして日本の社会的サービスの衰退につながっていくのだと思います。
ですからこれまで紹介した考え方をもとに、やりたくない仕事でもやってみる。
それがどこかで誰かのためとなる、自分にとってやりがいになる。
結果社会貢献につながり、自分もやっててよかったと思えるようになるのです。
この考え方をしがらみにしてはいけない
仕事環境というのは日々変わっていくもので良い時と悪い時の波があると思います。
悪い時に差し掛かった時、ぜひこの考え方でポジティブに向き合っていただければいいなと思います。
しかし自分にとって劣悪な環境(他の記事でいう典型的なブラックな状況)や心身にも影響が出ている状態で無理にこの考え方で乗り切ろうとせずに、他の方法も考慮してみてください。
自分がダメになってしまってはだれかのために貢献できることは激減してしまいます。
まとめ
誰しもがやりたくないなーなんて思うことがあるかもしれませんが、ぜひこの考え方を使って楽しく日々を過ごしていけるようになることを祈っています。
自分がポジティブな雰囲気をまとえるようになれば、職場の雰囲気も変わっていきます。
実践あるのみです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ではまた次回に。。
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